原著論文
我が国のフライトナースに関する研究の動向, 林 幸子, 野口 貴史, 小西 敏子, 獨協医科大学看護学部紀要, 10, 1-10, 2017年03月
看護師からみた山間へき地の病院・診療所におけるがん患者の緩和ケアおよびがん性疼痛緩和の現状と課題 身体的苦痛の緩和に焦点をあてて, 小西 敏子, 丸口 ミサエ, 獨協医科大学看護学部紀要, 9, 35-45, 2016年03月
看護基礎教育における「がん看護学」に関する教育評価, 飯野 京子, 岡本 隆行, 小熊 亜希子, 小西 敏子, 島崎 たか子, 鈴木 真理子, 須原 弥生, 瀬戸 てるみ, 丸口 ミサヱ, 国立看護大学校研究紀要, 7(1), 50-59, 2008年03月
CRC・看護職者の治験に関する実態調査(1) 看護職者の治験に関する業務及び認識の実態, 金澤 さおり, 小山 祐子, 中野 絹子, 小西 敏子, 奈良 明子, 日本看護学会論文集: 看護管理, 36, 130-132, 2006年03月
治療法選択を通した乳がん患者の主体的な療養姿勢を促進するための継続的看護援助, 小西 敏子, 佐藤 禮子, 千葉看護学会会誌, 10(1), 26-32, 2004年06月
乳がん患者の手術に臨む姿勢とそれに影響を及ぼす要因, 小西 敏子, 佐藤 禮子, 千葉看護学会会誌, 7(1), 67-73, 2001年06月
フライトナースがプレホスピタルで実践する家族への看護支援の実態, 野口 貴史;菱沼 秀一;林 幸子;金子 昌子;小西 敏子, 日本航空医療学会雑誌, 21(1), 8-15, 2020年04月
緩和ケア病棟に入院するがん患者の配偶者の様相, 荒川 翼, 藤野 彰子, 小西 敏子, 2019年02月, 口頭発表(一般), 第33回本がん看護学会学術集会, 福岡, 緩和ケア病棟に入院するがん患者の配偶者の様相を明らかにすることを目的に、がん患者の配偶者5名を対象に、参加観察、半構成的面接を行い、事例毎に質的帰納的分析し比較検討した。 分析の結果、配偶者の様相として、A氏は<夫に死の準備について何も聞けない>、B氏は<夫の死を受け入れられない>、C氏は<安らかに逝って欲しい>、D氏は<嫌でも付き添うのが人としての役目だと思う>、E氏は<人生の最終段階について夫と話せない>などのカテゴリーが抽出された。そしてそれらの様相は、夫婦として生きてきた過程、夫との関係性が影響していることが考えられた。 , 国内会議
化学療法を受ける進行膵がん患者の病いとの向き合い方, 松本 幸絵, 小西 敏子, 藤野 彰子, 2019年02月, 口頭発表(一般), 第33回本がん看護学会学術集会, 福岡, 化学療法を受ける進行膵がん患者の病いとの向き合い方を明らかにすることを目的に、化学療法を1コース以上受けた手術不適応の進行膵がん患者6名を対象に半構造化面接を行い、質的帰納的に分析した。 その結果、進行膵がん患者の病いとの向き合い方として、<根治できなくても化学療法を受け続ける><化学療法の副作用症状にうまく対処する><化学療法の効果が上がるように生活の質を保つ努力をする><自分がいなくなっても大切な人が生きていけるように備える><膵がんになっても自分の信念を貫く><周囲の支えに感謝する>の6コアカテゴリが抽出された。そして、対象者にとって、自分らしく生きるとは、膵がんになっても自分の信念を貫くことであると考えられた。 , 国内会議
一般病棟における終末期がん患者の日々の過ごし方に関する意思決定, 長山 晃, 小西 敏子, 藤野 彰子, 2018年02月, 口頭発表(一般), 第32回日本がん看護学会学術集会, 千葉, 一般病棟における終末期がん患者の日々の過ごし方に関する意思決定を明らかにすることを目的に、緩和的治療が中心になっているがん患者7名を対象に参加観察を実施し、質的記述的に分析した。 その結果、[最期まで生き続けるための意思決定][自分らしさを保持するための意思決定][大切な存在とのつながりを確かめ合うための意思決定][自分を超えた存在に守られるための意思決定]の4コアカテゴリが抽出された。対象者は、症状回復への希望が強く、治療に積極的に参加していた。長く生き続けられないという現実と向き合いながらも、治療を諦めずに生き続けたいという意思決定は、生に対する積極的な姿勢の表れであると推察された。, 国内会議
外来がん化学療法を受ける患者の、末梢神経障害の症状と生活機能におよぼす影響、必要とする看護支援との関連, 内堀 由美子, 小西 敏子, 藤野 彰子, 2016年02月, 口頭発表(一般), 第30回日本がん看護学会学術集会, 千葉, 外来がん化学療法を受ける患者の、化学療法の実施状況と末梢神経障害の症状、生活機能に及ぼす影響、患者が必要とする看護支援との関連を明らかにすることを目的に、がん患者108名を対象に質問紙調査を実施した。 その結果、約半数の患者が、「手・足にしびれやうずきがある」「便秘になりやすい」と回答した。また、末梢神経障害の高低群と必要とする看護支援では、「手足のしびれ、痛みなどの仕事への影響」「精神的影響」「予防・軽減対策」に有意差が認められた。外来がん化学療法を受ける患者に対しては、生活者としての情報を得ながら、看護支援に繋げていくことが必要であることが示唆された。, 国内会議
ハンドケア用品が手指消毒効果に及ぼす影響, 針谷 美保子, 岡本 友紀, 奥住 捷子, 内堀 由美子, 上野 恵美, 小西 敏子, 大関 京子, 藤澤 隆一, 2015年02月, 口頭発表(一般), 第30回日本環境感染学会学術総会, 神戸, ハンドケア用品の使用のタイミングが、手指消毒に及ぼす影響を検証することを目的に、外来業務に従事する看護師10名を対象に、グルーブジュース法により手指の雑菌数を培養した。 その結果、親水クリームを手指消毒前に使用すると、消毒効果が著しく減弱すること、吸水クリーム及び油脂性軟膏では、手指消毒前・後いずれのタイミングで使用しても、手指消毒効果の減弱が認められないことが明らかになった。これらの結果は、手指の皮膚保護、保湿の観点で推奨されている使用手順と一致した。, 国内会議
山間へき地におけるがん終末期患者の緩和ケアおよびがん性疼痛緩和の現状, 丸口 ミサヱ, 小西 敏子, 飯野 京子, 小山 友里江, 上原 ます子, 2010年02月, 口頭発表(一般), 第24回日本がん看護学会学術集会, 静岡, 山間へき地におけるがん終末期患者の緩和ケアおよびがん性疼痛緩和の現状を明らかにすることを目的として、山間へき地に所在する107の医療施設を対象に質問紙調査を実施し、単純集計および質的帰納的に分析した。 その結果、これらの施設には疼痛緩和を専門とする医師や看護師はおらず、がん患者の痛みの完全除痛率は約1割であることが明らかになった。また、看護師は薬剤の使用方法が適切かわからないなどの不安を抱えており、近隣での研修会の開催や専門家によるコンサルテーションシステムの構築を希望していた。, 国内会議
がん患者の治療法選択における看護 患者が受けたと認識する看護の実態と看護師に期待する役割, 福室 真理子, 石嶋 みやこ, 太布 和子, 高橋 滝子, 中野 絹子, 小西 敏子, 2007年02月, 口頭発表(一般), 第21回日本がん看護学会学術集会, 東京, がん患者が治療法選択時に受けたと認識する看護の実態と看護師に期待する役割を明らかにすることを目的として、がん患者26名を対象に構成的質問紙を用いた聞き取り調査を実施し、記述統計値の算出、質的帰納的分析を行った。 その結果、治療法説明時に看護師が同席したのは11名、治療法選択時に看護師の役割があると認識していたのは11名であった。また看護師に期待する援助として、不安を取り除いて欲しい、声をかけて欲しい、治療で辛い時にすぐに対応して欲しい、などがあった。, 国内会議
ターミナル期にあるがん患者の転移性骨腫瘍に対する看護援助 リハビリテーション看護の視点から, 栗原 美穂, 小西 敏子, 2005年02月, 口頭発表(一般), 第19回日本がん看護学会学術集会, 仙台, リハビリテーション看護の視点からターミナル期にあるがん患者の転移性骨腫瘍に対する看護を明らかにすることを目的として、転移性骨腫瘍患者への看護を5年以上経験した看護師8名を対象に半構成的面接を実施し、質的帰納的に分析した。 その結果、ターミナル期にある転移性骨腫瘍患者への看護は、最終的に【病期を考慮した意図的な看護援助を行う】【患者・家族に寄り添い思いや希望を尊重する】【他職種と協働する】【看護スタッフが同じレベルで介入する】の4つのカテゴリーにまとめられた。, 国内会議
がん患者の自己決定を擁護するための看護師の援助行動 医師が看護師に期待する役割と看護援助の実態, 石嶋 みやこ, 福室 真理子, 小西 敏子, 飯野 京子, 茅根 孝子, 2005年02月, 口頭発表(一般), 第19回日本がん看護学会学術集会, 仙台, がん患者の自己決定を支えるために、医師が看護師に期待する役割と看護師の援助行動の実態を明らかにすることを目的として、医師300名、看護師1800名を対象に質問紙調査を実施し、記述統計値の算出を行った。 その結果、約9割の医師ががん患者の治療法の自己決定において看護師の役割を期待しているが、看護師が治療法説明時の面接に同席できているのは2割にとどまっているなど、それらの期待、役割を果たせていない実態が明らかになった。, 国内会議
センチネルリンパ節生検を選択した乳がん患者の心理状況に変化をきたす事柄, 小西 敏子, 佐藤 禮子, 2004年02月, 口頭発表(一般), 第18回日本がん看護学会学術集会, 東京, 乳がんの治療法としてセンチネルリンパ節生検を選択した患者の、診断から術後半年間における心理状況に変化をきたす事柄を明らかにすることを目的として、初発の乳がん患者7名を対象に参加観察法、半構成質問用紙を用いた面接法を実施し、得られたデータを質的帰納的に分析した。 その結果、【治療法選択】【術後後遺症】【放射線療法・ホルモン療法】【再発・転移】【新たな生活設計】の5つの事柄が明らかになった。, 国内会議
母乳哺育に向けての試み 当病院における自己乳房管理に関する統計, 竹田 麻子,谷口淑美,佐々木恵子,小西敏子, 1989年10月, 口頭発表(一般), 第30回母性衛生学会学術集会, 東京, 自己乳房管理導入に向けて、その効果判定のためのプレテストを実施し、その結果と考察をまとめた。プレテストの実施によって乳汁分泌パターンの想定に関しては実測値として捉えることができ、乳房タイプ、乳頭の状態にあった予測のもと、褥婦各々に対し適切なケアとアドバイスが可能となった。, 国内会議