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齊藤政仁 SAITO MASAHITO サイトウ マサヒト

所属部署名: 心臓血管外科(埼玉)
職名: 学内准教授
Last Updated :2026/04/21

研究者情報

研究者情報

  • 氏名

    齊藤政仁, サイトウ マサヒト

所属

  • 心臓血管外科(埼玉), 学内准教授

研究業績

論文

    症例報告
  • 胸腔内鎖骨下動脈瘤を併用した2例, 2023年07月05日
    不明
  • 広範囲胸部大動脈治療を要した偽性大動脈縮窄症に対してTEVARを併用し二期的手術を施行した1症例, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;田中 恒有;権 重好;田村 元彦;松村 輔二;堀 貴之;高野 弘志, 日本血管外科学会雑誌, 25(Suppl.), 507, 2016年06月
  • 臨床経験 卵巣癌による非細菌性血栓性心内膜炎に対し3回の僧帽弁手術を行ったTrousseau症候群, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;田中 恒有;権 重好;高野 弘志, 胸部外科, 69(13), 1067-1071, 2016年12月
  • 腹部ステントグラフト留置術後のlate open conversion症例の検討, 齊藤 政仁;堀 貴行;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;井上 裕道;田中 恒有;権 重好;田村 元彦;松村 輔二;高野 弘志, 日本血管外科学会雑誌, 26(Suppl.), P13-5, 2017年06月
  • 特発性腹部大動脈破裂によるchronic contained ruptureの1治験例, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;井上 裕道;田中 恒有;権 重好;山内 孝;田村 元彦;松村 輔二;高野 弘志, 日本循環制御医学会総会プログラム・抄録集, 38回, 67, 2017年06月
  • Debranching TEVAR後タイプ1aエンドリークに対する弓部大動脈置換術の経験, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;権 重好;山内 孝;金 啓和;白川 幸俊;高野 弘志, 日本血管外科学会雑誌, 27(Suppl.), P3-8, 2018年06月
  • 傍腎動脈腹部大動脈瘤および両側総腸骨動脈瘤症例に対してsnorkel technique+IBE使用により一期的に治療したEVAR症例, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;権 重好;鳥飼 慶;高野 弘志, 脈管学, 58(Suppl.), S219, 2018年09月
  • 慢性期胸部大動脈人工血管感染に対して大網充填術により治療し得た2症例, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;権 重好;山内 孝;鳥飼 慶;高野 弘志, 人工臓器, 47(2), S-140, 2018年10月
  • EVAR後に脚閉塞が生じた症例の検討, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;権 重好;鳥飼 慶;高野 弘志, 日本血管外科学会雑誌, 28(Suppl.), P49-3, 2019年
  • 当科における胸腹部置換術の検討 Adamkiewicz動脈同定と対麻痺予防対策を中心に, 齊藤 政仁;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;田中 恒有;権 重好;高野 弘志, 日本外科学会定期学術集会抄録集, 116回, OP-023-3, 2016年04月
  • EVAR後の脚閉塞症例の検討, 齊藤 政仁;堀 貴行;朝野 直城;太田 和文;新美 一帆;井上 裕道;田中 恒有;権 重好;山内 孝;田村 元彦;松村 輔二;高野 弘志, 人工臓器, 46(2), S-160, 2017年08月

講演・口頭発表等

  • 当院における腹部大動脈瘤治療の検討ーEVAR全盛期における人工血管置換術を再考する, 齊藤政仁, 第52回日本血管外科学会学術総会, 2024年05月30日, 2024年05月29日, 2024年05月31日, 口頭発表(一般), 日本国, 【緒言】腹部大動脈瘤(AAA)に対する外科治療は、従来人工血管置換術(GR)が行われてきたが、その低侵襲性から腹部ステントグラフト内挿術(EVAR)が広く普及している。しかしながら、近年報告される遠隔成績からGRが見直されつつある。本施設でのAAAに対するGRの治療成績からその妥当性を検討した。【方法】当院において2010年1月から2023年10月に施行したAAAに対するGR244例(G群)と、同時期に施行したEVAR552例(E群)と比較検討した。術式判断は年齢、解剖学的条件、両術式の長所短所を十分説明したうえでの患者の希望で決定した。年齢としては70才未満が原則GR、80才以上が原則EVAR、70才代は解剖学的条件と患者の希望を考慮した。解剖学的条件としてhostile neck症例、瘤内血栓が乏しい症例、EVARを行うことで両側ない腸骨を塞栓する必要がある症例では原則GRを選択とした。破裂症例は術者の技量および血行動態が許す場合のみEVARとした。【結果】年齢はG群71.2才E群76.2才、性別はG群男性211人(86.5%)、E群男性452人(81.9%)で差はなかった。また、緊急症例はG群38例(15.6%)、E群19例(3.4%)でG群に有意に多かった。(P=0.014)手術死亡率はG群15例(6.1%)E群14例(2.5%)とG群で有意に多かったが(P=0.02)、待機症例ではG群3例(1.4%)E群4例(0.7%)であり差はなかった。(P=0.40)術後在院日数はG群17.5日E群7.5日でG群が長かった。(P<0.01)再治療回避率は術後1年3年5年においてG群で97%96%96%、E群で96%86%77%とE群で低かった。(P<0.01)全死亡回避率は術後6カ月1年3年5年においてG群93%89%86%82%、E群96%82%74%57%で術後1年以降はG群のほうが良好であった。(P<0.01)瘤関連死亡症例はG群では認めずE群では5例(平均観察期間69.6カ月)であった。【考察】待機手術の死亡率は両群間で差はなかったが、術後在院日数はE群で有意に短縮され早期成績としてはEVARの優位性が示唆された。しかし、再治療回避率は圧倒的にGRが良好でありその有意な根治性が示唆された。さらに全死亡回避率も術後1年以降はG群が優位に良好であった。瘤関連死もE群でのみ認めた。従って遠隔成績はGRのほうが優位と考察する。また、両群とも早期および遠隔成績は諸家の報告と遜色なかった。【結語】当院のストラテジーによるAAAに対する術式選択で許容される治療成績が得られた。, 国内会議, 国際共著していない
  • 止血デバイス Perclose Progride による経皮的 心臓大血管治療の検討, 齊藤政仁, 第61回日本人工臓器学会大会, 2023年11月11日, 2023年11月09日, 2023年11月11日, 口頭発表(一般), 日本人工臓器学会, 東京都江東区, 日本国, 【背景と目的】近年 TAVI,TEVAR,EVAR など経カテー テル的心臓大血管治療において,止血デバイスによる経 皮的アプローチが普及しつつある.当院における Per close ProGlide TMシステム用いた経カテーテル的心大血 管治療の成績を検討した.【対象】当院では 2019 年 5 月より TAVI に対して,2021 年 1 月より TEVAR 及び EVAR に対して経皮的大腿動脈アプローチを開始した. 2023 年 4 月までの経皮的アプローチ 265 症例(TAVI 174 例,TEVAR17 例,EVAR74 例)を P 群,cut down によるアプローチ 48 症例(TAVI34 例,TEVAR8 例, EVAR6 例)を C 群とした.経皮的アプローチの適応は, (1)総大腿動脈の長さが 2cm 以上(2)総大腿動脈に重度 石灰化がない(3)腸骨動脈に重度の石灰化や狭窄がない (4)極度の肥満でないことの全てを満たすものとした. P 群ではエコーガイド下に Perclose ProGlide を 2 本留 置した.【結果】P 群/C 群の平均年齢は 83/80 歳,シース サイズは 15.4/16.4Fr で差はなかった.P 群で止血完遂は 256 例(96.6%)で,デバイス留置困難による cut down への conversion を 1 例,挿入部動脈解離の repair を 5 例,糸の断裂による止血困難 2 例,血栓除去術目的の cut down1 例であった.手術死亡はP群2例(0.8%)(TAVI 中の A 型大動脈解離 1 例,悪性リンパ腫 1 例),C 群 3 例(6.2%)(TAVI による基部破裂 1 例,下肢 malperfu sion を伴う B 型解離に対する緊急 TEVAR 後の MNMS 1 例,TAVI と併施した PCI による冠動脈破裂 1 例)で, いずれもアプローチ法に関係したものではなかった.鼠 径部合併症は P 群では認めなかったが C 群で SSI を 1 例(2.0%)に認めた.術後在院日数(P 群/C 群)は中央 値で TAVI 症例では 6.5/10 日,TEVAR,EVAR 症例で は 5/8.5 日でいずれも差を認めなかったが,P 群で短く なる傾向を認めた.【考察】P 群で鼡径部創感染は認めず, 経皮的アプローチの利点と考えられた. しかしながら, 止血デバイスによる血管損傷や糸の断裂よる open repair の可能性があることを念頭に手技を行う必要がある. 【結語】経カテーテル的心臓大血管治療において Per close ProGlide を用いた経皮的アプローチを導入し,良 好な止血効果が得られた
  • 当院における腹部大動脈瘤治療の検討-EVAR全盛期における人工血管置換術を再考する, 齊藤政仁, 第52回日本血管外科学会学術総会, 2024年05月30日, 2024年05月29日, 2024年05月31日, 口頭発表(一般), 大分県別府市, 日本国, 【緒言】腹部大動脈瘤(AAA)に対する外科治療は、従来人工血管置換術(GR)が行われてきたが、その低侵襲性から腹部ステントグラフト内挿術(EVAR)が広く普及している。しかしなが ら、近年報告される遠隔成績からGRが見直されつつある。本施設でのAAAに対するGRの治療成績からその妥当性を検討した。【方法】当院において2010年1月から2023年10月に施行したAAA に対するGR244例(G群)と、同時期に施行したEVAR552例(E群)と比較検討した。術式判断は年齢、解剖学的条件、両術式の長所短所を十分説明したうえでの患者の希望で決定した。年齢 としては70才未満が原則GR、80才以上が原則EVAR、70才代は解剖学的条件と患者の希望を考慮した。解剖学的条件としてhostile neck症例、瘤内血栓が乏しい症例、EVARを行うことで両側 内腸骨動脈を塞栓する必要がある症例では原則GRを選択とした。破裂症例は術者の技量および血行動態が許す場合のみEVARとした。【結果】年齢はG群71.2才E群76.2才、性別はG群男性211 人(86.5%)、E群男性452人(81.9%)で差はなかった。また、緊急症例はG群38例(15.6%)、E群19例(3.4%)でG群に有意に多かった。(P=0.014)手術死亡率はG群15例(6.1%)E群14例 (2.5%)とG群で有意に多かったが(P=0.02)、待機症例ではG群3例(1.4%)E群4例(0.7%)であり差はなかった。(P=0.40)術後在院日数はG群17.5日E群7.5日でG群が長かった。(P<0.01)再治 療回避率は術後1年3年5年においてG群で97%96%96%、E群で96%86%77%とE群で低かった。(P<0.01)全死亡回避率は術後6カ月1年3年5年においてG群93%89%86%82%、E群 96%82%74%57%で術後1年以降はG群のほうが良好であった。(P<0.01)瘤関連死亡症例はG群では認めずE群では5例(平均観察期間69.6ヵ月)であった。【考察】待機手術の死亡率は両群 間で差はなかったが、術後在院日数はE群で有意に短縮され早期成績としてはEVARの優位性が示唆された。しかし、再治療回避率は圧倒的にGRが良好でありその優位な根治性が示唆された。さ らに全死亡回避率も術後1年以降はG群が有意に良好であった。瘤関連死亡もE群でのみ認めた。従って遠隔成績はGRのほうが優位と考察する。また、両群とも早期および遠隔成績は諸家の報告 と遜色なかった。【結語】当院のストラテジーによるAAAに対する術式選択で許容される治療成績が得られた
  • 腹部ステントグラフト内挿術後のlate ope conversion症例の術式別検討, 齊藤政仁, 第55回日本心臓血管外科学学術総会, 2025年02月20日, 2025年02月20日, 2025年02月22日, その他, 山口県下関市, 日本国, 【背景と目的】腹部ステントグラフト留置術後に瘤拡大が制御されない場合、時に開腹手術(late open conversion:LOC)を要する。その際に瘤縫縮術にとどめるべきか人工血管置換術を行うべきか議論がある。当科でのLOCに対する両術式の早期および中期成績からその妥当性を検討した。【対象と方法】2010年4月から2024年8月の当院におけるEVAR連続480例中LOCを18例(3.8%)におこなった。そのうちの人工血管置換術9例(G群)と瘤縫縮術7例(A群)をたいしょうとしたその成績を比較した。【結果】年齢はG群/A群7/7例であった。EVARからLOCに至る期間はG群/A群52/94月A群が長かったが(P=0.02)、LOC後の観察期間はG群/A群54/42月で差はなかった。原因はG群でType1AFL 2例、Type2EL 6例、Type3EL 1例、A群は全例Type2であった。また、両群とも全例待機手術であった。手術時間はG群/A群343/190分で有意にA群が短かった(P=0.001)。また、G群で2例腎動脈遮断を要した。G群において性状の悪い腸骨動脈を遮断により損傷し大動脈-右大腿動脈バイパスを追加した症例を1例認めた。術後平均在院日数はG群/A群15/18で差はなかった。両群とも手術死亡は認めなかったが、術後合併症はG群でSSIを1例、新規透析導入を2例、フレイル悪化によりリハビリ病院転院を2例に認めた。観察期間内において両群ともに瘤関連合併症や瘤関連死亡は認めず、再治療介入も認めなかった。しかしながらA群で1例、竜の経時的拡大を認め再LOCが検討される症例を認める。【考察】当院でもLOCにおいて人工血管置換術の根治性から基本術式としてきたが、今回の早期成績より、その手術侵襲は大きく早期成績の懸念があると考察された。しかしながら今回の中期成績では瘤縫縮術後の瘤再拡大症例を認め、近年同様の報告も散見される。LOCにおいてハイリスク症例や重度癒着症例では瘤縫縮術は有用な選択肢と考察するが遠隔期の瘤再拡大を予防するための工夫が今後の重要な課題と考えられ文献考察を含め報告する。, 国内会議
  • Shaggy Aortaに対するTotal Isolation Procedureによる弓部置換術の検討, 齊藤 政仁, 第53回日本血管外科学会学術総会, 2025年05月22日, 2025年05月21日, 2025年05月23日, ポスター発表, 福岡県共済会八幡総合病院, 北九州市小倉, 日本国, 【緒言】胸部大動眠者に対する弓部置換術において重度の粥状硬化を伴ういわゆる Shaggy Aorta症例は脳梗塞合併ハイリスク群であ り、我々はTotal Isolation procedureによりその予防を試みた。【方法】当院において2023年6月から2024年9月に施行したTotal Isolation Procedureによる弓部置換術5例を対象とした。術前CTにて上行および弓部大動脈に辺縁不整かつ最大壁厚5mm以上の 粥状硬化を有する症例を本術式の適応とした。なお Shaggy Aorta は原則 TEVAR 適応外とした。年齢は74±3才、全例男性、全 例真性大動脈瘤に対して予定手術で行った。瘤の最大短径は60±5mm、術前Cre.1.3±0.4mg/ml、軽度閉塞性換気障害1例、陳旧 性脳梗塞1例であった。手術はまず両側腋窩動に9mm人工血管を縫着した後、SVC+IVC脱血、大認動派送血で人工心肺を確立、 低流量で人工心肺を開始する。腕頭動豚、左総預動脈、左鎮骨下動脈起始部を追断、両側腋窝動駅の人工血管および左総預動脈は遮 断鉗子のすぐ末梢側からカニューレを挿入し選択的脳還流を確立し人工心肺をフルフローとした。中枢温度25度まで冷却し循環停 止、末梢側吻合を行う。循環再閉し左鎖骨下動脈再建、中枢側吻合、総類動脈、腕頭動眠の順に再建した。併施手術はCABG 1例で あった。【結果】平均手術時間508±103分、人工心膨時間245±54分、下半身循環停止時間68±13分、選択的脳遐流時間209± 43分であった。平均挿管時間28±16時間、ICU 滞在日数4±1日、術後在院日数17±7日であった。術後に脳梗塞や脊髄梗塞症 例を含む主要合併症は認めず全例独歩退院となった。【考察】Shaggy Aorta に対する弓部置換術では人工心·肺聞始から循環停止に至 るまでに非生理的血流やmanipulation によって飛散するアテロームが脳梗塞の主要因と考えられ、今回あらかじめ脳循環を体循環か ら分離することで有効な脳梗塞予防効果が得られた。両側胺窩動脈に人工血管を吻合することで豌頭動脈と左鎮骨下動脈の選択的脳 還流確立は容易であった。今回選択的脳還流における1本あたりの還流量は5ml/kg を原則としINVOSや上肢血圧も参考に微調 整したが問題なく施行し得た。また、術者は卒後12年目から24年目と幅があったが各年代で問題なく施行し得、標準化されうる 有用な治療戦略と考える。【結語】Shaggy Aorta に対するTotal Isolation Procedureによる弓部置換術は有用な治療方法であった。, 国内会議
  • ECMOを用いたShaggy Aortaに対するtotal isolation procedureによるTEVAR, 齊藤政仁, 第63回日本人工臓器学会大会, 2025年11月21日, 2025年11月20日, 2025年11月22日, 口頭発表(一般), 国立循環器病研究センター 人工臓器部, 千葉県浦安市, 日本国, 【緒言】重度の粥状硬化を伴ういわゆるShaggy Aortaを合併するTEVARは脳梗塞ハイリスク群である。ECMOを用いたtotal Isolation procedureによるTEVARを2例に行い予防し得た為報告する。【症例】症例1は78才、男性。軽度のアルツハイマー型認知症にて通院加療中、CTにて拡大傾向のある弓部嚢状瘤を認めた。フレイルかつ認知症により弓部置換術は困難と判断、TEVARの方針となる。弓部~下行大動脈はShaggy Aortaであった。脳梗塞予防目的にECMOを用いtotal Isolation procedureを行う方針とした。手術はNajuta®を上行大動脈から留置した。右腋窩動脈に9mm人工血管を逢着しECMOの送血路とした。腕頭動脈を逆行性血流と塞栓予防した。左総頚動脈は用手的圧迫で塞栓予防に努めた。左鎖骨下動脈はバルーンで閉塞した。術後、脳梗塞合併なく第18病日独歩退院した。症例2は85才男性。CTにて最大62mm遠位弓部大動脈瘤を認めた。超高齢かつフレイルにてTEVARの方針となった。本症例もShaggy Aortaを合併しておりECMOを用いた2 debranchingTEVARを行った。右腋窩動脈からT字型人工血管で左腋窩動脈と左総頚動脈にバイパスをおいた。その際左総頚動脈吻合部の中枢は結紮、左鎖骨下動脈起始部はバルーンで閉塞した。右腋窩動脈吻合部近傍に8mm人工血管を逢着しECMOの送血路とした。BCAを逆行性血流とすることで脳梗塞を予防した。その後TEVARを施行した。術後不全対麻痺を合併したが、脳梗塞や腸管虚血はなく第20病日リハビリ病院に転院した。【考察】Shaggy aortaに対してTEVARを行う際は弓部3分枝に対し、脳梗塞予防のisolationと脳血流維持という、相反する事が求められる。ECMOによる右腋窩動脈送血で脳血流を維持しつつ腕頭動脈への塞栓を予防し得る。そして左総頚動脈と左鎖骨下動脈は通常のisolationが可能となる。2症例とも確実な脳梗塞予防効果が得られ本術式は有用な治療手段である可能性が示唆された。, 国内会議


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